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e-NABLE、Googleから筋電義手の開発資金として60万ドルを獲得

fabcrossでも何度か紹介した、手や脚の不自由な子供たちに3Dプリント技術による安価な装具を提供することを目的とする国際的グループ「e-NABLE」は2015年5月26日、Googleから60万ドル(約7420万円)を獲得したと発表した。

このお金はGoogle インパクトチャレンジの助成金として贈呈されたもので、3Dプリンタ製の筋電義手の開発に役立てるという。Google インパクトチャレンジは、さまざまなテクノロジーの活用を通じ、社会問題の解決にチャレンジする非営利団体を支援するプログラム。今回e-NABLEが獲得した60万ドルは、「Disabilities」部門の助成金総額2000万ドル(約24億円)の一部だという。

e-NABLEは、米ロチェスター工科大学のジョン・シュール(Jon Schull)氏らが結成したコミュニティーで、世界中の3Dプリンタのメーカーや、エンジニア、アーティストたち5000人以上がメンバーとなっている。 

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