3D Hubs 3Dプリンタトレンド8月版、登録プリンタ数が2万台超え
2015/08/10 16:45
3Dプリンタ共有ネットワークサービスを世界展開する「3D Hubs」は、同サービスに登録された3Dプリンタに関する調査レポート(2015年8月版)を発表した。fabcrossで取り上げた前回(2015年7月版)と比較して、およそ2000台増加し、ついに2万台に達した。最近の増加ペースは1週間に約400~450台。
3D Hubsの3Dプリンタネットワークに参加するプリンタのメーカー(ブランド)別シェアは、RepRapが全体の15.9%(7月比0.2ポイント減)を占めて1位。2位はMakerBotで13.9%(同0.6ポイント減)。3位はUltimakerが12.1%(同±0)、4位3D Systemsが6.1%(同0.1ポイント増)、5位Stratasysが4.5%(同0.3ポイント増)となっている。1~5位までの順位は7月と変わらない。
3Dプリンタモデル別では、「Ultimaker 2」が7.8%(7月比0.1ポイント増)で5カ月連続1位。2位は「Prusa i3」が7.3%(同0.1ポイント増)、3位「Replicator 2」が6.3%(同0.3ポイント減)。4位「Replicator 2x」は3.7%(同0.1ポイント減)、5位「Ultimaker 1」3.3%(同0.3ポイント減)となった。6位は「RepRap」2.8%(同0.3ポイント減)、7位は「Form1+」が2.4%(同0.1ポイント減)で付けており、ここまで7月分と順位の変動はない。
3D Hubsはオランダに本拠を持つ3Dプリンタ共有サービスで、所有者が自分の3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサービス経由で、最寄りの3Dプリンタから出力できる。記事執筆時点の3Dプリンタ登録数は2万0013台、150カ国に広がっている。