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マクニカとVAIO、IoTやロボティクス分野のメイカーズ向けハード量産化支援サービスを提供

マクニカとVAIOが協業し、IoTやロボティクスなどの分野で製品化を目指すメイカーズ向けにハードウェア量産化支援サービスを提供開始する。

マクニカは2014年9月にメイカーズを支援する技術ソリューション「Mpression for MAKERS」を立ち上げ、プロトタイピングキットや、それらをファブ施設で気軽に利用できる仕組みなどを提供してきた。今回、同ソリューションを拡張し、ハードウェア量産化支援サービスを追加することになる。

両社の役割としては、まずマクニカがメイカーズのアイデア創出を支援し、開発サポートプログラムを提供する。製品の量産化が視野に入ったタイミングでメイカーズにVAIOを紹介し、そこから量産化に向けてVAIOがサポートすることになる。

VAIOには、PCなどの開発や製造の実績があり、商品企画、設計、部品調達、実装・製造、品質保証、サプライチェーンマネジメント、アフターサポートに関する一連の機能とノウハウがある。こうした機能とノウハウを自社製品の開発や製造に用いるだけでなく、メイカーズなどのスタートアップや製品領域を広げたいパートナー企業に向けても提供していくことで、日本のものづくりをさらに発展させたいという考えから、マクニカとの協業をスタートしたとしている。

VAIOは今回の発表よりも先行して新規事業としてEMS(電子機器受託製造サービス)事業を立ち上げており、実績を残し始めている。ウェアラブルおもちゃ「Moff Band」や富士ソフトが開発したコミュニケーションロボット「Palmi(パルミー)」などが利用し、導入した経緯などがVAIOのWebサイトに新規事業レポートとして掲載されている。

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