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乾電池型IoT機器「MaBeee」、ビックカメラなど全国約140店舗で一般販売開始

乾電池型のIoT機器「MaBeee(マビー)」が全国約140店舗で一般販売を開始した。コジマ、上海問屋、ソフマップ、TSUKUMO、トイザらス、ビックカメラ、ポポンデッタ、リブロなどの店舗・ECサイトで購入できる。

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MaBeeeは、玩具や自分で作った電子工作、電動歯ブラシなどの乾電池で動く製品をスマートフォンで遠隔操作できるようにするIoT機器。乾電池を差し込む場所にMaBeeeを取り付けるだけで、製品をコントロールできる。

Mabeeeは単3電池サイズ。市販の単4電池をMabeeeにセットし、乾電池で動く製品の単3電池ボックスに取り付けて使用する。複数の単3電池が必要な製品でも、Mabeeeをひとつ装着するだけで遠隔操作可能だ。

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操作にはスマートフォンを使用。無料の専用アプリをインストールしたスマートフォンをBluetoothでMaBeeeと接続させれば、コントロールできるようになる。アプリは最大10台のMabeeeと同時接続できる。

アプリに表示するレバーを動かして操作するほか、声の大きさやタイマー、スマートフォンの傾きや振動などでも操作が可能だ。「行け」の掛け声で玩具を動かしたり、タイマーを使って電源をオフにしたりできる。

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Mabeeeを開発したノバルスは、2015年11月にクラウドファンディングサイトを使った資金調達を実施。その結果、当初の目標金額50万円に対して640万4710円を調達した。その後、クラウドファンディング支援者や同社主催イベント参加者などの声を支えに改良を進め、製品化にこぎ着けたとしている。

Mabeeeの希望小売価格は4980円(税別)。8月4日より、全国の家電量販店や専門店など140店舗で販売している。

販売開始に際し、MaBeeeを体験できるイベントも全国8カ所で開催。8月6日と7日、東京ビックサイトで開催する「Maker Faire Tokyo 2016」でもイベントを実施する計画だ。

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