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スマートライフ研究所、FFF方式小型3Dプリンタ「The Micro」を正式発売

スマートライフ研究所は、FFF(熱溶融積層)方式の超小型3Dプリンタ「The Micro」を、国内正規代理店として発売する。

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The Microは、2014年4月にKickstarterで大成功を収めた3Dプリンタで、2015年4月の台数限定での先行販売を実施、今回から正式販売となる。

The Microは、デスクの上でも邪魔にならない外形サイズ185×185×185mm、カーボンファイバ製フレームを採用することで約1kgと小型/軽量に仕上げた。オートキャリブレーション機能や自動水準測定機能を備え、難しい調整が不要なため、エントリーモデルとして最適だ。

最大造型サイズは109×113×116mmと外形サイズの割には大きめだが、上から42mmは91×84mmに制限される。積層ピッチは50~350μmで、X/Y軸分解能は15μm。1.75mm径のPLA/ABS/ナイロンフィラメントが利用可能だ。

デザイン性もよく考慮されており、専用フィラメントはリールをベッド下に収容できるので、造形時でも外形のコンパクトさは変わらない。市販の汎用フィラメントを利用する場合は、外部ポートからフィードできる。また、プリントヘッドは交換可能で、プリントベッドにはセラミックヒーターを内蔵している。

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動作中の音は通常40~50dBで、静かな事務所と同レベルの静寂性だという。フレームカラーはブラック/ホワイト/ブルー/グリーン/オレンジの5色から選べる。

10月31日まで新発売記念キャンペーンを実施中で、通常価格6万9800円のところ6万4630円(いずれも税別)で購入できる。PLAフィラメントが1本付属し、本体保証期間は1年だ。

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