電源強化しRaspberry Pi 3に対応——電源管理/死活監視モジュール「slee-Pi 2」
2017/05/18 11:00
メカトラックスは、Raspberry Pi用の電源管理/死活監視モジュール「slee-Pi(スリーピー) 2」を発売した。
slee-Pi 2は、Raspberry Piの定時電源オン/オフによる間欠動作や死活監視ができるモジュールだ。前モデル「slee-Pi」同様にmicroUSBを介さずにピンヘッダ経由でRaspberry Piに電源供給できるが、DC-DCコンバータの容量を増やすことで、消費電力が増加したRaspberry Pi 3 Model Bにも対応した。周辺機器も含めて十分な余裕を確保しているという。
また、ジャンパを切り換えてGPIOポートのピンアサインを変更し、ポート競合を対策した。具体的には、同社のRaspberry Pi用3G通信モジュール「3GPi ver.2」からの着信通知(GPIO18/16)、アラーム通知(GPIO26/23)、および死活監視用(GPIO5/24)について、各ポートの位置を選択できる。
また、3GPiとの連携動作による一定時間間隔でのデータ送信や、slee-Piを太陽光パネルや蓄電池などと共に防水ボックスに格納したRaspberry Pi用屋外稼動キット「Pi-field」も継続して販売する。