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Intel、自社のIoT戦略を支えてきた開発ボード「Galileo」、「Edison」、「Joule」の生産中止を発表

Intelは、同社のIoT向け小型コンピューターモジュール「Galileo」、「Edison」、「Joule」製品シリーズの生産中止を発表した。

同社が6月16日に公開したPCN(Product Change Notification)によると、「Galileo」、「Galileo Gen2」、「Edisonモジュール」、「Edison Breakoutボード」、「Edisonキットfor Arduino」、「Edison Breakoutボードキット」、「Joule 570x コンピューターモジュール」、「Joule 550x コンピューターモジュール」、「Joule 570x 開発キット」、「Joule 550x 開発キット」、の各製品が生産中止となる。

Quark SoC X1000を搭載しArduino Unoと互換性を備えたGalileo、デュアルコアAtomプロセッサを搭載した切手大の開発ボードEdison、そして4Kビデオ対応のHD Graphicsを搭載し強力な処理機能を備えてJouleなど、ウェアラブルから設置型までワイドレンジなIoT用途を支えてきた製品群を終了することになる。

3つのモデルラインを同時に終了することの背景には、ArduinoやRaspberry Piに牽引されるIoT市場で、その存在感を高めることができなかったという見方もある。また、Intel Jouleなど比較的新しい製品群も含まれるが、価格面でのメリットを訴求できなかった点もあるだろう。

なお、「Arduino 101」などに搭載される「Curie」モジュールは、現在のところ生産継続する模様だ。

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