exiii、大成建設と共同で力触覚伝達技術を利用した遠隔操作システムの開発に着手
2017/07/20 09:00
exiiiは、大成建設と共同で、力触覚伝達技術を利用したロボット遠隔操作システムの開発に着手したことを発表した。
exiiiはこれまで、オープンソース化した筋電義手「HACKberry」などを手掛け、そして新たな取り組みとして外骨格型力触覚提示デバイス「EXOS（エクソス）」を開発している。
今回発表されたロボット遠隔操作システムでは、同社が開発した外骨格型力触覚提示デバイス「EXOS Glove」と5指ハンド「EXOS Hand Unit」、ロボットアーム「EXOS Arm Unit」を採用し、これらを組み合わせたシステム構築を進める。
同社によれば、このシステムにより、作業者がインターネットを介して遠隔地でも対象物の硬さ、軟らかさを感じながらロボットを操作出来ること、そしてロボットが人間の操作を学習し、ロボット自らが作業出来ることを目指すとしている。
また、同システムに使用する5指ハンドEXOS Hand Unitの一般販売を開始し、同社ウェブサイトにて注文受付を開始した。
なお、同社ではEXOSの開発を加速するため人材採用も進めているとのことだ。
