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日本のハードウェアを世界に——「Monozukuri Hardware CUP 2018」参加受付開始

ものづくりによる起業の推進と普及啓発を活動とする「モノづくり起業 推進協議会」は、ハードウェア開発のスタートアップによるピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup 2018」の参加受付を開始した。

Monozukuri Hardware Cup 2018は、2018年4月に米国ピッツバーグ市で開催される「Hardware Cup 2018 Finals」への出場権をかけた日本予選。プレゼンテーション(4分)や質疑応答(5分)などのやり取りはすべて英語で行われ、日本のものづくりスタートアップが世界へ進出する第一歩となるコンテストで、今回が2回目の開催となる。

昨年度の優勝者は網膜走査型レーザーアイウェアの製造開発を手がける「QDレーザ」で、日本代表としてHardware Cup 2017 Finalに参加した。また、2位入賞のPLENGoer Roboticsと3位入賞のVAQSOも展示ブースに参加し、米国での認知向上や資金調達、事業提携の可能性をアピールしている。優勝者には、日本/ニューヨークの往復チケットと旅費補助30万円が、2/3位入賞にはそれぞれ20/10万円の旅費補助が贈られた。

応募資格は、日本を活動拠点にハードウェアを含むビジネス展開を考えているスタートアップで、ハードウェアとサービスを組み合わせた事業計画があること。審査基準は、事業化への情熱、国際的な市場性、潜在的な顧客ニーズもしくは大きな市場規模、競合優位性など。審査員は日米の投資家や起業家で、賞金は後日発表される。応募費用は無料で、応募の説明会を11月27日に東京、12月5日に京都で実施する。

Monozukuri Hardware Cup 2018は、「国際イノベーション会議 Hack Osaka 2018」との共催で、2018年2月27日にグランフロント大阪にて開催される。

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