ビット・トレード・ワン、Arduino専用学習リモコン基板「ADAUDIR」発売へ
2018/05/28 14:30
ビット・トレード・ワンは、Arduino専用の学習リモコン基板「ADAUDIR」を2018年6月1日に発売する予定だ。
同社では、Raspberry Pi用の赤外線学習リモコン拡張基板として「ADRSIR」を2017年12月に発売済み。今回発売するADAUDIRにより、Arduinoでも赤外線学習によるリモコン操作が可能となる。
基板上に10個のスイッチを搭載し、それぞれスイッチ毎に赤外線リモコン信号を基板本体内に記録できる。
Webサイトにて各社2500種類以上のリモコンコード(Raspberry Pi共通)を公開しており、オリジナルの機能を備えたリモコンを開発できる。
対応機種はArduino Uno Rev3。本体サイズは20×70×54mm(突起部除く)、重量は約20gだ。
対応赤外線周波数は38kHz。ADRSIR同様、赤外線発光ダイオードを放射状に9個搭載しており、I/Oピンを操作し赤外線リモコン信号を広範囲に送出できる。
マイクロUSBコネクタからの給電により、Arduinoが無くとも基板単体でリモコンコードの送信が可能だ。電源に関してはArduino本体からの給電の他、基板上のマイクロUSBコネクタからも給電できる。
記憶バッファについてもADRSIRと同様、一般的な家電協フォーマット(6バイト)の50倍に相当する300バイトを採用している。
価格はオープンで、店頭想定売価は5480円程度(税抜)だ。