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寝たきりでも働けるカフェを目指して——ロボットが接客するカフェ「DAWN ver.β」プロジェクト

遠隔操作アンドロイド「OriHime-D」が接客する分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」プロジェクトが、Makuakeにて出資を募っている。

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DAWN ver.βは、オリィ研究所が開発した遠隔操作で稼働する分身ロボット「OriHime-D」を使い、重度障害、入院や距離、あるいは育児や介護など、これまで外出が困難で働く事ができなかった人達がリモートで接客するロボットカフェプロジェクト。社会参加に対するリモート接客の可能性を検証し、課題を発見、改良することが狙いで、来場者は接客を受ける側として実験に参加できる。

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また、「当店内では人間とロボットの区別をしません」という喫茶店を舞台にしたアニメ作品「イヴの時間」(2008年公開)とのコラボも実施する。

会場は日本財団ビル(東京都港区赤坂1丁目2番2号)1F、開催日時は2018年11月26日~30日、12月3日~7日の10日間、13:00~17:00まで。1日24席程度に限定して実施予定だ。

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支援コースは、11月26日開催のオープニングイベントへの入場チケットとコーヒー券に、タンブラーなどのオリジナルグッズが付属するオープニング入場チケット(限定10枠)2万円などを用意する。

DAWN ver.βはMakuakeにて10月30日までクラウドファンディング中。2018年10月9日時点で約152万円の支援を集め、目標金額150万円は達成済み。グッズなどの発送は2018年11月を予定している。

同研究所は、寝たきり患者支援のために視線だけで文字を入力できる意思伝達装置「OriHime eye」を発明。2017年に厚労省から非課税対象福祉機器の承認を受けている。

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