寝たきりでも働けるカフェを目指して——ロボットが接客するカフェ「DAWN ver.β」プロジェクト
2018/10/09 10:00
遠隔操作アンドロイド「OriHime-D」が接客する分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」プロジェクトが、Makuakeにて出資を募っている。
DAWN ver.βは、オリィ研究所が開発した遠隔操作で稼働する分身ロボット「OriHime-D」を使い、重度障害、入院や距離、あるいは育児や介護など、これまで外出が困難で働く事ができなかった人達がリモートで接客するロボットカフェプロジェクト。社会参加に対するリモート接客の可能性を検証し、課題を発見、改良することが狙いで、来場者は接客を受ける側として実験に参加できる。
また、「当店内では人間とロボットの区別をしません」という喫茶店を舞台にしたアニメ作品「イヴの時間」(2008年公開)とのコラボも実施する。
会場は日本財団ビル(東京都港区赤坂1丁目2番2号)1F、開催日時は2018年11月26日~30日、12月3日~7日の10日間、13:00~17:00まで。1日24席程度に限定して実施予定だ。
支援コースは、11月26日開催のオープニングイベントへの入場チケットとコーヒー券に、タンブラーなどのオリジナルグッズが付属するオープニング入場チケット(限定10枠)2万円などを用意する。
DAWN ver.βはMakuakeにて10月30日までクラウドファンディング中。2018年10月9日時点で約152万円の支援を集め、目標金額150万円は達成済み。グッズなどの発送は2018年11月を予定している。