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「無駄づくり」と明和電機が共同開発——ビデオ通話緊急脱出マシーン「ヨミコミュ」が発売へ

「無駄づくり」の活動で知られる藤原麻里菜氏が開発した「ビデオ通話緊急脱出マシーン」を、明和電機が加わりブラッシュアップし「ヨミコミュ」として製品化、6月20日に発売を開始した。

新型コロナウイルスの影響下で「オンライン飲み会」が流行する中、藤原氏は「ビデオ通話脱出マシン」を開発し、Twitterで発表した。この装置は「オンライン飲み会」などが苦手な人が相手に嫌な気持ちをさせずにビデオ通話から離脱するためのもので、ツイッターに投稿された説明動画は約7万回リツイートされ、27 万以上の「いいね」が付いた。

この装置にビジネスチャンスの匂いを嗅ぎ取ったのが、同じく無駄なマシーンを多数開発してきた明和電機だ。電子楽器「オタマトーン」などの開発で培った技術力やデザイン力を惜しみなく注入しブラッシュアップすることで、今回の量産へと結びつけた。

ヨミコミュを使用することで、ネット接続がフリーズしたふりをしてオンライン飲み会を退出できる。

使い方は、まずビデオ通話をするPCと自分の間にヨミコミュをセットしておく。オンライン飲み会中に「つらい、退出したい」と思ったタイミングで裏面のスイッチを押すと、ピンク色のLEDが点灯し通信状態が悪いことを表すローディングサークルが画面の前に飛び出す。すぐに自分の動作や表情を止め、回線が落ちた「フリーズ感」を出すことで、オンライン飲み会から抜け出すことができる。

素材はアクリルのマット仕上げでおしゃれ感を演出。花瓶の花のようにインテリアも溶け込むデザインを採用している。

モーター駆動で単三電池2個を使用し、サイズは92×45×190mm(収納時)、92×45×345mm(起動時)。価格は3800円(税抜)で、ラジオスーパーSTORESと無駄づくりSTORESの各サイトで予約販売中だ。発送は7月上旬~下旬を予定している。

藤原麻里菜氏は2013年からYouTubeチャンネル「無駄づくり」を開始し、これまでにたくさんの無駄な装置を開発。現在のチャンネル登録者数は7万9000人を超えている。またfabcrossの連載「頭の悪いメカ」でも、Arduinoを利用した「全く盛れない自撮り棒」や、戦いながら健康管理ができる「ヌンチャク体温計」などを発明している。

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