Raspberry Pi用電源管理/死活監視モジュール「slee-Pi3」発売
2020/08/05 14:00
メカトラックスは、Raspberry Pi用電源管理/死活監視モジュールslee-Piの新機種「slee-Pi3」を発売した。
slee-Piは、Raspberry Piに対して定時電源オン/オフによる間欠動作や死活監視、電源供給強化による安定動作を可能にするモジュールだ。同社の4G通信やADCモジュールなどのRaspberry Pi向け周辺機器との併用ができる。
今回の最新版では、約2年間無電源でも時刻保持ができる、ボタン電池バックアップRTCを搭載した。もちろん電源供給状態ではボタン電池の電力は消費しない。
また、Raspberry Piなどとの外部連携ができる外部入出力端子を標準搭載した。これにより、「スイッチやセンサーからの値を受けてRaspberry Piを起動/シャットダウン」させたり、「任意のタイミングでRaspberry Piからリレーなど外部機器をON/OFF」したりすることができるようになる。
さらに、従来slee-Piシリーズでは、2系統の電源のうち高い方しか電圧測定ができなかったが、slee-Pi3では2系統それぞれの電圧測定ができるようになった。これにより、メイン電源で稼働しながら経年劣化によるサブ電源の電圧降下に対してアラートを発するなどのアプリケーションを構築できるようになる。
価格は1万4800円(税別)だ。