Formlabsがソフトバンクグループの投資ファンドから1億5000万ドルを資金調達
2021/05/24 13:30
Formlabsは2021年5月19日、ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド(ビジョンファンド2)が主導する1億5000万ドル(約163億4342万円)の資金調達を完了したと発表した。
今回の資金調達はシリーズEラウンドとなり、同社の評価額は20億ドル(約2179億1239万円)に倍増した。
Formlabsは、「Form 3」シリーズを初めとするSLA(光造形)方式や、「Fuse 1」などSLS(選択的レーザー焼結)方式の3Dプリンターで知られるほか、2020年10月には「Rigid 10K」などのレジン素材を発表している。また新型コロナウイルス対策では、医療現場で使用された数千万個の鼻咽頭用スワブを含む、8500万個以上の部品を印刷してきた。
同社は今回調達した資金により3Dプリント技術のポートフォリオを継続的に拡大し、大量生産とカスタマイズの拡大を実現するとともに、世界7カ所のオフィスでチームを拡大していく。