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「弱いロボット」NICOBOがクラウドファンディングリターン分の出荷を開始──スマホアプリやWebコンテンツを拡充

パナソニックエンターテインメント&コミュニケーションは、NICOBOのクラウドファンディング購入者への出荷を開始すると発表した。これに合わせてスマホアプリや公式Webサイト、公式SNSを公開している。

NICOBOは「心の豊かさ」という価値提供を模索する社員提案のプロジェクトから生まれた、同居人のような存在の「弱いロボット」だ。「弱いロボット」の研究を通して、人とモノ、人と人の関係や社会のあり方を探求している豊橋技術科学大学の岡田美智男研究室(ICD-LAB)と共同で開発された。

2021年2月16日からMakuakeでクラウドファンディングを実施し、最終的に1000万円の目標に対し1157万6000円を集めた。これまで、半導体/電子部品逼迫の影響に伴う部品調達の課題が発生していたが、Makuakeの活動レポートページでは5月に「部品調達の目途が立った」として6月上旬の生産開始を告知していた。

2022年6月9日に公開されたNICOBOアプリは「心のつぶやき」を覗けるスマホアプリだ。離れているときでも、アプリを通じてNICOBOの気持ちを知ることができる。また、各種設定に加え、NICOBOとの生活に関するFAQやお問い合わせにアクセスできる。

また、同年6月24日に公開された公式WebサイトではNICOBOとの暮らしを動画で紹介するほか、いきものらしさを表現するための最新技術、開発背景やNICOBOに託した想いなどを掲載している。

さらに公式SNSアカウント(Instagram/Facebook)では、開発スタッフによるNICOBOとの暮らしをテーマにした投稿を中心に、サポーターから寄せられた投稿なども紹介する。

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