新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Dig up the underground「プロダクト一機一会」 by 松崎順一

コンパクトだが屋内専用だったポータブルCDプレーヤー「CROWN COMPACT DISC PLAYER CD-70」

暑さもやっと落ち着き、秋の気配と思いきや一気に寒くなったりと近年の天候はかなり不順だ。こんな気候の中での収集は結構体にこたえる。ただ、涼しくなると廃棄されるものも増えて何が出てくるか分からず楽しみな季節でもある。

そして10月は出張で中国の深センに行ってきた。正確には広東省深圳市の隣にある東莞市というところだ。深センは中国のものづくりの街として最大の都市になっていて、街は活気に溢れ発展している感じが伝わってきた。隣接する東莞市も深センのものづくりのための工場がたくさんあり、中国の大手携帯メーカーHUAWEIの工場もあった。またこの地域は中国の中ではかなり南の方に位置しており毎日25度から30度はあったが、湿度が少なく快適な出張だった。

そして帰国後発見したのが今回紹介するCDプレーヤーだ。クラウン製の製品で汚れているが外箱もあり、取説は残念ながらなかったがほぼ未使用の状態で発掘することができた。

ただ、箱にも製品の詳細の記載がなく、年代等細かい部分は本体の仕様から推察している。

本体を取り出してみると黒でまとめられた精悍なイメージだが、細部の作りを見ると若干きゃしゃな感じがする。

本体上面のコンパクトディスクのロゴは初期のものだ。では電源を入れてみよう。電源はACのみでコードが直付けになっていて電池やアダプターは使えない。

電源は問題なく入り、CDトレイを開け愛蔵のCDをかけてみる。

LCDのディスプレイがトラック1を表示して再生が始まった。動作に特に問題はないようだ。

ちなみにスピーカーは内蔵されておらずHEAD PHONEジャックがある。さらにLINE端子もあってアンプなどに接続して使用できたようだ。今回のCDプレーヤーは当時の製品の中でも廉価なもののような感じで品質はまあまあだが、今の時代にこんなプレーヤーでCDを聴くのも悪くないと思っている。

「CROWN COMPACT DISC PLAYER CD-70」

発売時期: 1980年代後半(詳細不詳)

1980年代後半に起きた主な出来事

  • 1987年デビューの光GENJIがピンク・レディー以来の大ブーム
  • バラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』放送開始(1989年10月)
  • 横浜ベイブリッジ開通(1989年9月)

関連情報

今人気の記事はこちら

  1. 全てのヘッドホンをスマートヘッドホンに変換する技術を開発
  2. 800種類の電子パーツを紹介——日経BP「ラズパイ工作 パーツ大全 2021-2022」発刊
  3. CAMPFIREに登場、国産3Dプリンター「Leee」の造形物の長さは「理論上は無限」
  4. 太陽エネルギーを長期間貯蔵できる液体「太陽熱燃料」開発プロジェクト
  5. フィギュアの肌を美しく——Bfull、3Dプリントによる美肌表現技術を開発
  6. 会社を辞めて、カセットテープDJ装置を製品化することにしました
  7. ちっちゃい! 切手サイズの「Tiny2040 RP2040 開発ボード」、ケイエスワイが販売
  8. 64ビットRISC-Vチップを搭載したLinuxボード「Nezha」
  9. MIT、古文書を未開封のまま解読する手法を開発——300年前のセキュリティを解析
  10. 街中での使用に特化した小型の風力タービン——日照日数が少ない地域ではソーラーパネルより安価でより多く発電可能

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る