Maker Faire Tokyo 2017に出展しよう!
【MFT2017へ向けて】来年こそものづくりの祭典に出展! 申し込み、承認から展示まで経験して思うこと
東京の夏を熱く盛り上げるものづくりの祭典「Maker Faire Tokyo 2016(MFT2016)」が2016年8月6日、7日の2日に渡って東京ビッグサイトで開催された。2012年から「Maker Faire Tokyo」となった本イベントは今年で5年目を迎えた。
MFT2016は出展総数400組、来場者数1万8000人と大盛況だった。ものづくりの祭典はMakersのお披露目の場でもあり、毎年申込み者が殺到する。惜しくも出展承認が得られず、不完全燃焼に終わったMakersも少なくないようだ。来年こそは出展してみたい。そう考えている読者の皆様も少なくないはず。MFT2017に向けた参考に、MFT2016への出展申込みから承認、出展してみて思ったことをお伝えしたい。
どうやって出展メンバーを集めたのか?
出展メンバーを集めるのもなかなか難しい。
MFT2016の出展メンバーは5人だったのだが、出展していると「どうやってメンバーを集めたのか?」と質問されることも少なくない。メンバーは、ゲーム会社に勤めながら「FREE-D」や3Dプリントでものづくりをするプロダクトデザイン担当の小野さん。博物館で未来の展示企画を考えながら展示のモックアップまで実装するエンジニアリング担当の吉田さん。事務員をしながらヘボコン・ワールドチャンピオンシップで最優秀賞を受賞したクリエイティブ担当の大見さんとプロデューサーの筆者である。あとは困ったときの技術顧問としてロボティクスベンチャーでエンジニアリングをする織江さんに加わってもらった。
もともと友達同士だったということもある。しかし、それだけではなく、筆者がMFT2015に出展した際、展示ブースに来て話し込んでいるうちに「来年は何か一緒にやりたいね!」って言ってくれた人たちなのだ。MFT2016が近づいてきたので「今年一緒に出展しないか?」と連絡したら快くチームに加わってくれた。
「類は友を呼ぶ」ではないが、Maker Faire Tokyoに遊びにきてくれる人たちは、ものづくりに興味がある人たちばかり。展示を観ながら意気投合したらそれはチャンス。「来年は一緒に出展しませんか?」と声かけるのも良いかもしれない。
他におすすめの方法としては、ものづくりのハッカソンやアイデアソンに参加してみるのも良いだろう。ハッカソンやアイデアソンは何かテーマが決まっている。参加者はテーマに興味がある人ばかり。好きなテーマであれば同じような興味を持つ人が集まっているので仲間を見つけやすいだろう。