Maker Faire Tokyo 2017に出展しよう!
【MFT2017へ向けて】来年こそものづくりの祭典に出展! 申し込み、承認から展示まで経験して思うこと
MFTに出展、Maker同士の交流
MFT2016の開催前日から会場は出展準備で大盛り上がり。会場に荷物を運搬し、出展ブースを設営しながら会場の他の作品に触れることができるのだ。来場者よりも早く作品に触れて遊べるのも出展者の特権だろう。また、顔見知りや初めて知り合うMakerたちと挨拶し、共に2日間を楽しもうとお互いの作品をたたえ合う楽しい時間でもある。
MFTの始まりも感動的だ。開始時刻になると会場内に祭典スタートのアナウンスが流れる。アナウンスを聴きながら、出展者、運営スタッフ全員が拍手して開始を祝福する。何カ月、何年も掛けて制作してきた作品を、ようやく出展できた喜びを感じる瞬間だ。この感動的な瞬間を、出展してぜひ体験していただきたい。
MFT初日の夜には出展者だけの懇親会がある。素晴らしい機会を与えてくれた運営メンバーや出展者同士が、お酒を飲みながらお互いに開発秘話や初日に起きた苦労話をする。Maker同士が仲良くなれる絶好の機会。こちらもぜひ参加していただきたい。
出展で得た経験や知識が役立つ
Maker Faire Tokyo 2016が終わってから感じることは、出展を通して得た知識や経験が将来の役に立つだろうということ。作品を作るために普段触らない仕組みや部品を調べたり、慣れない作業をしたりする。また、会場でたまたま知りあった人が仕事につながることもある。
MFTに出展して楽しむだけでなく、将来の充分な収穫になり得るのだ。現に同じチームのメンバーは、有名なデザイナーや某大学の教授からプライベートで同じようなものを作ってほしいと連絡をもらっている。このような話は他の出展者からもよく聞く。出展することで好きなことをしながら必ず何かが身につく。将来の武器になるのだ。ものづくりの祭典にはそういった魅力もある。読者の皆様も、来年こそはと悩んでいるようなら、ぜひ、出展者になってMakerを楽しんでみてはいかがだろうか。