新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Maker Faire Tokyo 2017に出展しよう!

【MFT2017へ向けて】来年こそものづくりの祭典に出展! 申し込み、承認から展示まで経験して思うこと

出展するテーマや作品はいつ決めたのか?

試行錯誤しながらテーマを決めて、初めてシャボン玉が飛び出した瞬間。 試行錯誤しながらテーマを決めて、初めてシャボン玉が飛び出した瞬間。

毎年4月ごろに出展申込みの募集が始まる。応募には、出展名、代表者、作品の名称、Webサイトや作品の写真、動画等をWebフォームに入力することになるので準備が必要だ。募集期間は開始から大体1カ月くらい。慌てずに済むよう展示作品は4月より前に考えておくのが良いと思われる。筆者のチームでは2月下旬から集まってテーマを検討した。普段は会社に勤めているので時間を合わせて集まるのは難しかった。そこで、簡単にやりとりできるようにSNSでチャットグループを作って、アイデアや情報をオンラインで意見交換しながら、隔週くらいの頻度で週末を利用してカフェに集合するようにした。

市販製品のパーツをつなぎ合わせてモックアップをつくる。 市販製品のパーツをつなぎ合わせてモックアップをつくる。

当初から「子どもが喜ぶもの」と大枠のテーマを決めた。テーマに合わせて「シャボン玉」を使うこと、「光る」と「動く」の要素を加えてブレストした。実現性や期間を考えずにたくさんアイデアを出す。「シューズからシャボン玉を出す」や「スカートからシャボン玉を飛ばす」等、いくつもアイデアが出た。

実現できそうな形を考え、アイデアを絞りながら試しにモックアップを作ってみる。まずは作ってみることがMakerとして重要だ。「こんなのどうだろう?」や「こっちの方法も試してみた」と市販の製品や100均グッズなどを組み合わせて、お金を掛けずに自分たちのイメージに近づけてみる。

イメージに近づけながら、試してはやり直すこともしばしば。 イメージに近づけながら、試してはやり直すこともしばしば。

実際にものを作ってみるとイメージと違うことや時間的に間に合わないことが分かってくる。この行程を2月から2カ月ほど繰り返しながら行う。チームみんなで納得できたのが、雨のようにシャボン玉が上部から吹き出す傘だった。

出展の日が近づくにつれて焦りながら、差し入れのスイカを噛みしめることも。 出展の日が近づくにつれて焦りながら、差し入れのスイカを噛みしめることも。

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る