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落合陽一が考える日本的美的感覚と身体性による新たな非言語的表現——ジャパニーズテクニウム(永田町)

イメージと物質の間にある表現可能性を探求し続ける落合陽一が中心となった「ジャパニーズテクニウム」展が、2017年5月27日まで東京ガーデンテラス紀尾井町オフィスのヤフー社内で開催されている。「近代人間性の更新」をテーマに、探索と発見と社会的問いをテクニカルな面と鑑賞可能な面の両面から振り返ることを目的とした展示となっている。

太陽光プロジェクター:太陽光をプロジェクターの光源として利用した。外部電力を使うことなく屋外のような明るい環境下でも視認可能な映像を投影することを目指している。 太陽光プロジェクター:太陽光をプロジェクターの光源として利用した。外部電力を使うことなく屋外のような明るい環境下でも視認可能な映像を投影することを目指している。

近代の人間性をテクノロジーで更新していく

落合陽一は、メディアアート作家としてイメージと物質の間にある表現可能性を探求し続け、その探求の中で「近代人間性の更新」をテーマにデジタルネイチャー研究室を主催している。ジャパニーズテクニウムは、彼個人や、彼との共同研究によって生み出されさた作品を見ることができる展示となっている。

コーデッドスケルトン:アクチュエーターとして動く構造を内包した3Dプリンターオブジェクトのコンセプトモデル。うさぎの耳とカメレオンの舌が動く想定。 コーデッドスケルトン:アクチュエーターとして動く構造を内包した3Dプリンターオブジェクトのコンセプトモデル。うさぎの耳とカメレオンの舌が動く想定。
コーデッドスケルトンのサンプル。 コーデッドスケルトンのサンプル。
テレウィールチェア:自律走行技術と画像認識技術、遠隔操作技術の組み合わせにより車椅子の機能の更新と、身体機能と認知機能の更新を目指している。 テレウィールチェア:自律走行技術と画像認識技術、遠隔操作技術の組み合わせにより車椅子の機能の更新と、身体機能と認知機能の更新を目指している。

新しいデジタル表現の中に詩的な感覚で人間味を感じる作品

落合陽一個人の作品の多くに、詩的な着想や人間の感情に着想を得る作品が特徴的なように感じた。最先端の技術の中にそれらを織り交ぜることでよりテクノロジーに関係がなくても多くの人が興味を引かれる作品になっているのだと思う。

コロイドディスプレイ:シャボン膜のよう透明で薄い物には映像を投影させることはできないが、超音波によって透明な薄膜を振動させて得られる拡散状態と映写機の光によって表現している。 コロイドディスプレイ:シャボン膜のよう透明で薄い物には映像を投影させることはできないが、超音波によって透明な薄膜を振動させて得られる拡散状態と映写機の光によって表現している。
アリスの時間:各時計が発光することで、異なる時間がアニメーションとして連なり、実在しない奇妙な時間が壁面に映し出される。 アリスの時間:各時計が発光することで、異なる時間がアニメーションとして連なり、実在しない奇妙な時間が壁面に映し出される。
レブィトロープ:金属球を磁気浮上させ、景観を球体に映しとりながらドーナツ状のテーブルの上を動き続ける。 レブィトロープ:金属球を磁気浮上させ、景観を球体に映しとりながらドーナツ状のテーブルの上を動き続ける。

ジャパニーズテクニウム
会期:2017年4月28日(金)~5月27日(土) 平日16:00~21:00/土日祝13:00~21:00 (最終受付は毎日20:30)
会場:ヤフー 東京ガーデンテラス紀尾井町オフィス(東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー18F)
入場料:無料
入館について:展示受付で名前と電話番号を記入し、身分証を提示する必要がある。
オフィシャルサイト:
https://about.yahoo.co.jp/info/event/japanese_technium/
主催:ヤフー

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