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今週行ってみたいイベント

都市をアートとして体感する——TOKYO ART CITY by NAKED(後楽園)

話題のプロジェクションマッピングプロジェクトを手がけるクリエイティブカンパニーNAKEDは、2012年の東京駅丸の内駅舎プロジェクションマッピング「TOKYO HIKARI VISION」を皮切りに、東京国立博物館、東京タワーなどの東京の名スポット、アクアパーク品川、ヴィーナスフォートなどの東京ならではのエンタメ、商業施設で「空間と体験の再構築/構築」の実現に取り組んできた。そのNAKEDが手がけた「TOKYO ART CITY by NAKED」展が2017年9月3日まで東京ドームシティ内のGallery AaMoで開催されている。

話題となったプロジェクションマッピングが再び

東京の特徴的な街をピックアップしプロジェクションマッピングやLEDを駆使して、各街の特徴を生かしつつ都市をアートとしてうまく表現しており、街の特徴に対する共感と、街の新しい見方を発見できる。

新宿歌舞伎町 新宿歌舞伎町
渋谷スクランブル交差点 渋谷スクランブル交差点
地下鉄の複雑さを立体で表現している。 地下鉄の複雑さを立体で表現している。

東京駅や国立博物館、お台場のガンダムで行われたプロジェクションマッピングをこの展示のためにスケールを小さくして再現している。各プロジェクトを見逃してしまった人や、もう1度観たいと思っていた人にはまたとないチャンスだ。

東京駅プロジェクションマッピングを再現したエリア。 東京駅プロジェクションマッピングを再現したエリア。
東京国立博物館プロジェクションマッピングを再現したエリア。 東京国立博物館プロジェクションマッピングを再現したエリア。
お台場:ガンダムプロジェクトプロジェクションマッピングを再現したエリア。展示のトリをかざる作品。 お台場:ガンダムプロジェクトプロジェクションマッピングを再現したエリア。展示のトリをかざる作品。
レーザー光線がよりカッコよさをもり立てる。 レーザー光線がよりカッコよさをもり立てる。

データを活用した表現方法

渋谷スクランブル交差点の人や車の交通量を可視化して表現している。 渋谷スクランブル交差点の人や車の交通量を可視化して表現している。

展示されている作品の中には、制作した映像だけでなくリアルなデータを基にした不確定要素のある映像をマッピングしている作品があり、よく見るプロジェクションマッピングとは一味違った表現で観覧者を楽しませてくれる。現在はリアルタイムのデータを映像にしているわけではないようだが、間に合えば開催期間中にもリアルタイムなデータを映像に反映させる予定とのことだ。

東京の空撮映像にさまざまなアイコンが浮かび上がる。アイコンをタッチすると、交通量やWi-Fiの使用状況などが映像にマッピングされる。 東京の空撮映像にさまざまなアイコンが浮かび上がる。アイコンをタッチすると、交通量やWi-Fiの使用状況などが映像にマッピングされる。
SAMURIZE from EXILE TRIBEのパフォーマンスも頻繁に行われており、見どころの一つとなっている。 SAMURIZE from EXILE TRIBEのパフォーマンスも頻繁に行われており、見どころの一つとなっている。

観ても楽しい、触って楽しい展示になっているのでぜひ夏休みの思い出に足を運んでみてほしい。またものづくりに関わる人には、センサーやプロジェクターを展示に紛れ込ませる工夫などは参考になると思うのでぜひそのあたりもチェックしてほしい。

TOKYO ART CITY by NAKED
会期:2017年6月16日(金)~9月3日(日)10:00~20:00(最終入場は閉館30分前)
休館日:会期中無休
会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)(東京都文京区後楽 1-3-61 東京ドームシティ クリスタルアベニュー沿い)
入場料:大人1600円、中高大学生 1400円、小学生 900円
オフィシャルサイト:http://tokyoartcity.tokyo/td2017/
主催:TOKYO ART CITY by NAKED 実行委員会

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