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映像からプロダクトまで挑戦し続ける——「WOW Visual Design Studio —WOWが動かす世界—」(南青山)

CM映像から日本刀のデザインまでさまざまなジャンルのクリエイティブが注目を集めるWOWが創立20周年を迎え、今までの活動を振り返る回顧展「WOW Visual Design Studio —WOWが動かす世界—」を2018年4月15日まで東京・南青山のスパイラルガーデンで開催されている。CG映像から、製品デザインまで幅広いプロジェクトを体験できる展示となっている。

ビジュアルデザインをコンセプトに拡張した20年

1997年から2017までの作品を映像で振り返る展示。 1997年から2017までの作品を映像で振り返る展示。

WOWは1997年に設立、CG映像の制作から始め、UI/UXデザイン、空間インスタレーション、プロダクトや建築に至るまで、活動のフィールドを拡大してきた。すべての作品は「ビジュアルデザイン」——「視覚的なモノ・コト(=ビジュアル)はすべてデザインの対象である」というコンセプトでつながっている。回顧展は、HISTORY、WIND FORW、PRODUCTS、WOWLAB、BAKERU/RENDERの4つで展示を構成しており、多彩なWOWの作品を見ることができる。

RENDER:透明有機ELディスプレイ20枚をレイヤー状に並べ、透過した光と映像、知覚の相互作用によって、自然界の現象を身体的/空間的に提示する作品。 RENDER:透明有機ELディスプレイ20枚をレイヤー状に並べ、透過した光と映像、知覚の相互作用によって、自然界の現象を身体的/空間的に提示する作品。
wind form_03:布と風が織りなすシンプルで美しい動きにより、自然界に存在する現象の再現を試みた作品。国内外で発表してきた作品を本展示用にアップデートした。 wind form_03:布と風が織りなすシンプルで美しい動きにより、自然界に存在する現象の再現を試みた作品。国内外で発表してきた作品を本展示用にアップデートした。
aikuchi:世界的プロダクトデザイナーのマーク・ニューソンを迎え、日本刀の新たな価値を切り開く伝統と革新に挑んだ作品。 aikuchi:世界的プロダクトデザイナーのマーク・ニューソンを迎え、日本刀の新たな価値を切り開く伝統と革新に挑んだ作品。
SHIZUKU:三河漆の伝統と最新技術を掛け合わせて生まれた、超極薄の漆器。3Dプリンタなどの最新技術を用いて美しい三次曲面が表現された作品。 SHIZUKU:三河漆の伝統と最新技術を掛け合わせて生まれた、超極薄の漆器。3Dプリンタなどの最新技術を用いて美しい三次曲面が表現された作品。
BAKERU:東北の伝統行事をベースに、お面を付けたユーザーが人以外に化けてインタラクティブな映像で遊ぶことができる体験型の映像作品。 BAKERU:東北の伝統行事をベースに、お面を付けたユーザーが人以外に化けてインタラクティブな映像で遊ぶことができる体験型の映像作品。

映像制作会社として始まり、さまざまなジャンルに活動の幅を広げて行けたのは、固定概念にとらわれない姿勢があってこそだと作品を通じて感じた。例えば製品開発は、社内にプロダクトデザイナーがいるわけではないが、映像を作るためのCGクリエーターにデザインをしてもらったり、製作してくれる技術者にどんなものを作りたいか説明する際には図面ではなく得意分野の映像で見せたりと、ユニークなアプローチがあったそうだ。新しいものを生み出すにはどんなアプローチでもやってみることが大事なのだと感じさせてくれる。20年間進化し続けたWOWの作品をぜひ会場で体験してほしい。

WOW Visual Design Studio —WOWが動かす世界—
会期:2018年4月6日(金)~4月15日(日)11:00~20:00
会場:スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)
入場料:無料(3Fスパイラルホールのみ有料:一般:800円、小中高生:500円、未就学児:無料、ペア割引:1000円)
休館日:会期中無休
オフィシャルサイト:
http://www.w0w.co.jp/atw/?lang=jp
主催:ワコールアートセンター

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