新しいものづくりがわかるメディア

RSS


今週行ってみたいイベント

ひと目でときめく小さな世界——「田中智 ミニチュアワールド—Face to Face もっとそばに—」(銀座)

食べ物をはじめ雑貨や空間など、日常にある身近なものを一円玉ぐらいのミニチュアサイズで本物さながらの質感で作り上げる田中智の作品を一堂に集めた「田中智 ミニチュアワールド—Face to Face もっとそばに—」が、2018年5月27日までPOLA MUSEUM ANNEXで開催されている。

ただ小さいだけじゃない、小さな作品から広がる世界

田中智の作品は、実物の12分の1スケールの小さなミニチュア作品として、独創的になりすぎず、見る人が共感できる世界観を作り上げる。これまで作品集や雑誌、SNSなどで彼の世界を楽しめていたが、初の個展となった本展は、ミニチュアの作り物という違和感を全く感じることなく、見た瞬間に驚きと愛らしさと興奮を抱く展示となっている。

卵かけご飯:たまごの黄身部分の照りやご飯にしょうゆが染み込んでいる具合が本当にリアルだ。 卵かけご飯:たまごの黄身部分の照りやご飯にしょうゆが染み込んでいる具合が本当にリアルだ。
シューストア:靴や店舗のリアルさもさることながら、靴の色とシューズボックスの色を合せているのもすさまじいこだわりだ。 シューストア:靴や店舗のリアルさもさることながら、靴の色とシューズボックスの色を合せているのもすさまじいこだわりだ。
コンビニ調理パンなど:パッケージの文字や柄まで忠実に再現している。本展では虫眼鏡が用意されているので作品をじっくり見てほしい。 コンビニ調理パンなど:パッケージの文字や柄まで忠実に再現している。本展では虫眼鏡が用意されているので作品をじっくり見てほしい。
作りおきのおかず:おかずを取りおく素晴らしさを知り、その知恵をミニチュアで再現している。保存容器のふたにある重ねるためのミゾもきちんと再現して、機能も再現している。 作りおきのおかず:おかずを取りおく素晴らしさを知り、その知恵をミニチュアで再現している。保存容器のふたにある重ねるためのミゾもきちんと再現して、機能も再現している。

本展でプロアマ問わずものづくりに関わる読者に感じてもらいたいことは、作者が作品の中に表現したい事象をしっかり持って作っていることだ。ただミニチュアを作っているわけではない、何が面白くて何を表現したいのか、それが明確だから人を魅了するものが作れるということを感じてもらえると嬉しい。

鍋焼きうどん:指の上に作品を乗せたような写真が撮影できるフォトスポットもある。 鍋焼きうどん:指の上に作品を乗せたような写真が撮影できるフォトスポットもある。

一人で行っても、家族や友人と行っても楽しめる展示なのでぜひ足を運んでほしい。平日休日問わず多くの人が訪れている人気展示なので、朝一番で行くことをおすすめする。

田中智 ミニチュアワールド—Face to Face もっとそばに—
会期:2018年4月27日(金)~5月27日(日) 11:00~20:00 ※入場は19:30まで
会場:ポーラ ミュージアム アネックス(東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3F)
入場料:無料
休館日:会期中無休
オフィシャルサイト:
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/
主催:POLA

今人気の記事はこちら

  1. CPU製造中止、工場「できません」スタートアップはモノとの戦い
  2. オリジナルマインド、全軸リニアガイド採用のデスクトップ型CNCフライス「KitMill CL」シリーズ発売
  3. 「作りたいもの」でプログラミングの基本がわかる——技術評論社、「改訂版 ゴールからはじめるC#」発刊へ
  4. IoTBASE、ソニーのLPWA通信規格「ELTRES」に対応
  5. エイミー、IoTと電子工作の知識共有サービス「elchika」正式リリース
  6. 段ボールで作るドラムマシン——MIDIコントローラーキット「Beatbox」
  7. スティックだけでプレイできるエアドラム——ポータブル電子ドラム「PocketDrum」
  8. 一見、鉛蓄電池を彷彿させる地味なフォルムが逆に新鮮だったラジオ「National Panasonic Portable Radio RF-727 COUGAR No.5」
  9. てんとう虫をモテーフにした今も色あせないミュージックガジェット「COLUMBIA PORTABLE RECORD PLAYER SE-8」
  10. 時の光が降り積もる——LEDデザイン時計「TIMEDROP LED CLOCK」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る