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動きをデザインするとはなにか?——「Parametric Move 動きをうごかす展」(池ノ上)

東京大学山中研究室(Prototyping & Design Laboratory)のさまざまな研究の中から、「動き」というテーマでプロトタイプを見て、体験できる展示「Parametric Move 動きをうごかす展」が2018年6月17日まで東京大学生産技術研究所で開催されている。

動く仕組みを持つものは、誰かが動きをデザインしている

ロボット、クレーン、DVDプレーヤー、エアコン、私達の周りには動くものがたくさんある。当たり前のように動いているが、その動きはどう動けばユーザーにとって最適なのかを考えて設計デザインがされている。動き始めるタイミング、動きの速さや大きさ、応答時間、動き出しの滑らかさや、止まる瞬間のゆらぎ、美しい動き、自然なふるまいなどいろいろな要素をチューニングしてものの動きが決まっていく。本展示ではものの動きとチューニングを実際に体験し、動きについて考えることができる。

READY TO CRAWL:モーターを除く全てのパーツを連結させた状態でプリントすることで、完成した状態で生まれ、モーターを投入することで動き出す。 READY TO CRAWL:モーターを除く全てのパーツを連結させた状態でプリントすることで、完成した状態で生まれ、モーターを投入することで動き出す。
READY TO CRAWLは3Dプリントで一体造形をするために、独自のギヤを生み出している。 READY TO CRAWLは3Dプリントで一体造形をするために、独自のギヤを生み出している。
Breathing Skeleton:呼吸動作を骨格のみで再現することで、新たな生物的再現の提案も目的にしている。 Breathing Skeleton:呼吸動作を骨格のみで再現することで、新たな生物的再現の提案も目的にしている。
Walk:一つとして同じもののない自然物が自分で「歩行」という機能を獲得する過程によって、ものの視点を表現する。 Walk:一つとして同じもののない自然物が自分で「歩行」という機能を獲得する過程によって、ものの視点を表現する。
F.o.G:先入観の少ない幾何学形状を変形させることで、擬人化度合いを変化させるインタラクティブロボット。 F.o.G:先入観の少ない幾何学形状を変形させることで、擬人化度合いを変化させるインタラクティブロボット。
Aerial Biped:ロボットを重力から開放することで動作の制限を緩和し、新たな表現性を獲得することを目的としている。 Aerial Biped:ロボットを重力から開放することで動作の制限を緩和し、新たな表現性を獲得することを目的としている。

動きのデザインをするときに最後に手間を取るのがチューニングだという。少しの設定の違いで美しい動きに見えたり、使いやすくなったりするのだ。本展ではそれぞれのプロトタイプに動きを制御するダイヤルが接続されており、プロトタイプの動きを自分でチューニングできる。いろんな調整を試して動きを作ることがどういうことか体験してほしい。

Parametric Move 動きをうごかす展
会期:2018年6月8日(金)~6月17日(日)15:00~19:00 (金土日のみ11:00~19:00)
会場:東京大学生産技術研究所S棟1Fギャラリー(東京都目黒区駒場4-6-1)
入場料:無料
休館日:無休
オフィシャルサイト:
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/proto2018/
主催:東京大学山中研究室

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