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三基物産(塗装試作/塗料専門商社)

三基物産は工業塗料や溶剤に特化した商社だ。製品の販売だけでなく、クライアントの希望に沿った塗料を調合し、試作品の塗装や量産にも対応している。

Makersにとって頼りになる3つのポイント

  • 塗料の調達だけでなく、試作品や小ロットでの塗装にも対応する
  • 自社内で塗料を調合でき、既存の塗料には無い質感や色の相談も可能
  • 防水、防汚、温度変化など、さまざまな機能性を付加した塗装加工が可能
今回お話を伺った代表取締役社長の河住昌紀さん 今回お話を伺った代表取締役社長の河住昌紀さん

三基物産は塗料の販売を中心に、オリジナル塗料の調合や試作品への塗装も行っている。
「昔は流通が今ほど発達していなかったので、地元で塗料を作らないと生産に間に合わないことから、販売店が自社で塗料を作って納めるという文化がありました。一方で数個単位の塗装は塗装屋さんから断られるケースもあり、そういったお客さんのために数個単位の塗装も行うようになって現在に至ります」

塗装品のサンプル。さまざまな質感を塗料で表現する事が可能だ。 塗装品のサンプル。さまざまな質感を塗料で表現する事が可能だ。

三基物産では塗装の工程設計にも関わり、塗料メーカーと組んで塗料の性能が最大限に活かされる工程の提案や塗料の配合を得意としている。例えば、コストが高く強度にも難がある漆を使った製品に対し、ウレタンを配合して強度を高めた漆を使う事で強度とコストダウンを両立させる、といった提案は日常的にあるという。塗装の工程で強度を高める事や耐水性や防汚性を付加する事もでき、元の素材では実現できない機能を持たせる事もできる。最近では3Dプリンタで出力したモックへの塗装依頼も多く、FFF(熱溶融積層)方式による造形物にありがちな、積層跡をなめらかに仕上げるといった加工も専門のスタッフが丁寧に行う。

塗料を調合する様子。三基物産では新潟県内に一人しかいない調色技能士の資格を持ったスタッフが対応する 塗料を調合する様子。三基物産では新潟県内に一人しかいない調色技能士の資格を持ったスタッフが対応する

塗装の事までわかっている企業も個人も決して多くないからこそ

塗装と一言に言っても、何に、どのように塗るか、どういった質感を目指すかで、さまざまなバリエーションがある。相談の段階で相手のイメージにあった塗装は何か、塗る先の材料も意識する必要があるという。

「企業の規模に関わらず、自分たちが使っている材料を把握していないことが多いと商談時に感じます。プラスチックといっても、PP、PE、ABS、PLAなどありますし、ものによっては溶剤や接着剤との相性の差もかなりあります。また、ステレンスやアルミニウムなどの金属にも細かくカテゴリがあり、得手不得手があるので、目指す製品に対してどういった材料を使うかを把握しておいた方が塗装も含めたコストダウンにもつながります」

色に対するイメージも十人十色だという。例えば、単純に黒といっても光沢の有無、つやの質感、手に持った時の感触に至るまでイメージを徹底的にすり合わせておくことも重要だと河住さんは話す。

「当社では自社に塗装設備もありますので、既存の塗料を配合して色見本を作る事も可能です。試作品の塗装も5000円から対応できます。また、単に色を塗る、塗料を売るだけでなく、機械選定や工程からの相談にも乗りますので、気軽に相談していただきたいと思います」

概要

企業名

三基物産株式会社

所在地

新潟県南蒲原郡田上町田上956-2

ウェブサイト

http://www.mdusanki.jp/

電話 0256-57-4766
問い合わせ方法 Webサイトの問い合わせフォームから

 

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