1カ月1000円工作
ほんとうにできるのか? 1000円で楽器を作っちゃおう!
1000円でお題に沿ったものを作るこの企画。早くも4回目を迎えました。毎回読んでくださっている方、まことにありがとうございます。そして、参加してくれている工作員の方々も、おつかれさまでございます。
さて、今回のテーマは「楽器」。しかも音階が奏でられるものというレギュレーションを設けました。これには、工作員のみんなも少々戸惑い気味のよう。どんな楽器ができあがるんでしょうね。
ということで、いつものように準備の様子を見てみましょう。
●サラリーマン工作員(サワイさん、ムカイさん)
某メーカーのエンジニア2人組。週末はクリエイティブ筋を鍛えるために、Makers' Baseに通いものづくりをしている。
●町田美菜穂さん
某芸術系大学大学院を3月に卒業。建築科を卒業後、大学院でデザインを専攻。
●やまざきはるきさん
デジタル広告会社「スパイスボックス」に所属するテクノロジスト。ちょっと先の未来のコミュニケーションについて、日々プロトタイピングしている。
サラリーマン工作員はミーティングを開催
まずはサラリーマン工作員の二人から。どうやら一人ではアイデアに行き詰ったようで、二人でミーティングを行ったようです。「楽しい器」というキーワードが見えます。
ムカイさんは、いつものようにMDFをメインの材料にするようです。それと、100円ショップで買ったクリップ類があります。
MDFで部品を切り出したようです。相変わらず精密な感じがしますね。いったいどんな楽器になるんでしょうか。
こちらはサワイさん。スプーンとお皿……。メインの材料はやはりMDFとのこと。
イラストレーターで作図をしているようです。「結構頭痛がします」というコメントが付いておりました。なかなかたいへんな作業のよう。
組み立て途中の様子です。組み立て始めると顔が自然にニヤけるとのこと。サワイさんらしいですな。
町田さんは塩ビパイプ尽くしで
さて、町田さんはホームセンターに行ったようです。今回は塩ビパイプを使うようですね。呼び径13mmを2m、20mmを1m購入とのこと。
パイプを切って専用接着剤でつなげています。継ぎ手も使っていますね。
径のサイズが違うパイプをつなぐために、発泡スチロールで調整しています。うーむ、何ができるんでしょう?
やまざきさんは虫かごを用意……、虫かご?
最後はやまざきさんです。100円ショップで虫かごを購入。この時点では何に使うか考えていなかったということです。
「これまでの空気(?)を読んで、電子工作したほうがいいかなーと思い」、100円のArduino互換ボードを使用。音響ライブラリには「MOZZI」というものを使用するとのこと。うーん、虫かごにArduino……。どういう組み合わせだ?
これが中身の完成形のよう。これを虫かごにインすれば完成のようですが……。さてどんなものができるのかな?
ということで、発表の日となりました。ワクワクドキドキですね!