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「Fab Lab」、全世界で1000施設達成——世界に広がるものづくりコラボレーション

ウェブサイト「Fab Lab Connect」は、Fab Labが97カ国で1000施設に達したと発表した。

Fab Labは2001年、アメリカ国立科学財団によってマサチューセッツ工科大学内に設立されたCenter for Bits and Atoms(通称CBA)の一部としてスタート。現在では世界97カ国以上へと拡大している。

Fab Labは、製造とイノベーションの未来はデジタルファブリケーションにあると考えており、「世界中のFab Labの設立、加速、接続」をモットーに掲げ、今後も教育/製造/地域経済の未来のために、できる限り活動範囲を広げていくと表明した。

Fab Foundationによると、Fab Labの名称を利用する条件として、以下の4点がある:

  1. 一般市民に開かれていること
  2. ファブラボ憲章の理念に基づき運営されていること
  3. 共通の推奨機材を備えていること(レーザーカッター/CNCルータ/ミリングマシン/ペーパーカッター/3Dプリンタ/各種ハンドツールなど)
  4. 国際規模のネットワークに参加すること

日本国内では、2011年にファブラボ鎌倉ファブラボつくばが初のFab Lab施設としてオープン。2013年には第9回ファブラボ会議(fab9)が横浜にて開催された。近年では商店街の空き店舗を改装して作られたファブラボ山口(2015年オープン)や、大学内に作られたファブラボ平塚(2016年4月オープン)などが設立され、現在は15カ所以上となっている。

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