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オリィ研究所、NTTとの資本業務提携を発表

オリィ研究所は2020年10月15日、NTTとの資本業務提携に合意したと発表した。障害者の活躍推進、リモート型社会の推進に向けたビジネスの強化/技術連携、事業拡大を目指す。

NTTは障害者活躍推進、リモートワールド(分散型社会)への対応を進める中で、「コミュニケーションテクノロジーで人類の孤独を解消する」というオリィ研究所の理念に共感し、2019年から分身ロボットカフェ「DAWN」へ協賛。2020年7月からは、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime-D」を活用した障害者による受付業務を本格導入した。

両社は今後、資本業務提携を通じ、NTTグループの研究開発力と、オリィ研究所の遠隔操作型分身ロボット「OriHime」をはじめとした商品開発力などの両社のリソースを組み合わせ、体が不自由な方や、外出困難な方の雇用と活躍の場のさらなる拡大と、リモートワールドに対応した取り組みを推進する。

オリィ研究所の実施する自己株式の第三者割当をNTTが引受けることで、オリィ研究所の発行済株式総数のうち、約14%をNTTが取得。資本提携を機に、以下の業務提携を実施する。

  1. ドコモショップでの分身ロボットの活用検討(トライアルの実施)
  2. 分身ロボットによる受付やショールーム案内のNTTグループ会社への拠点拡大(将来的に10拠点)
  3. NTTグループ各社のサービス/法人営業との連携
  4. 障害者の就労支援におけるNTTクラルティとの連携
  5. 分身ロボットを使ったNTTグループの研究開発技術(IOWN、5G等)の推進

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