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ロボットによるばら積みピッキング用途に——東京ロボティクス、3次元カメラ「Torobo Eye SL80」発売

東京ロボティクスが、ばら積みピッキングロボット向け3次元カメラ「Torobo Eye SL80」を発売した。従来モデルの「SL40」より計測範囲を拡張し、1200mmまで計測できる。

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Torobo Eyeシリーズは構造化光方式(アクティブステレオ方式)を採用し、自律ロボット向けなどに開発された3次元カメラだ。

小型かつ約500gの軽量なためロボットの手先にも取り付けやすく、計測時間は業界最速クラスの180ms(最速時)だ。デプス画像とカラー画像を同軸撮影するためにズレが生じにくく、AIによる連携も容易になる。出荷時にキャリブレーションしているため、到着してすぐに使い始めることができるのも特徴だ。

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Torobo Eye SL80は、Z方向の計測範囲を従来モデルの300~600mmから400~1200mmに拡張。XY方向計測範囲も、375×210mmから409×306mmに拡張した。

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Torobo Eye用のROSパッケージを公開しているのでROSとの連携が容易。OpenCVやOpen3Dライブラリが用意されているので認識処理の実装も素早く行える。自律ロボット用途の他に、機械学習と組み合わせた外観検査や形状測定などへの適用を想定している。

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