イベントレポート
Maker Faire Tokyo 2015レポート——Makerの興奮が日本の夏を熱くする!
生活を楽しく、豊かにするエレクトロニクス作品
生活を豊かにするものをエレクトロニクスの力で実現したい。エジソン以来の遺伝子はMakerにも受け継がれている。ここ数年はIoT(Internet of Things)がもてはやされ、クラウド技術がもたらす作品が日常生活にも新たな光をあてる。生活雑貨がキャラクターになり、靴やメガネといった身の回りの品物が情報そのものになる。ライフスタイルの変容をもたらす数々の作品が展示されていた。
ギャグや癒やしの作品も元気
「これ、何?」一見すると何の役に立つのか分からない作品。ばかばかしいながらもなぜか癒やされてしまう作品。Make Meeting から続くお家芸(?)の作品群も健在だ。ギャグ満載のローテク作品に「これなら自分も作ってみようか」と考える人もいることだろう。こういったビギナーフレンドリーもMaker Faireの特徴。ただ、見た目はあくまで軽いジョークなのに、裏では最新テクノロジーが稼働している作品も。いわば羊の皮をかぶったオオカミのようなものだ。あなどれない。