Fabbleの使い方
Fabbleを使ってゆるやかにファブをはじめる——ファブラボ平塚(神奈川大学)の取り組み
ゆるファブ集合体
今はまだ神奈川大学内だけでゆるファブレシピを作っていますが、さまざまな人がレシピを作って、「ゆるファブ」とタグ付けしたとしましょう。そうすると、Fabble内で「ゆるファブ」と検索するとゆるファブレシピがすべて表示されます。この検索結果のページは我々と同じ問題をもった人たちのポータルサイトになりえます。現在のFabbleでは機材や材料の名前でタグ付けされているものが多いようですが、コンセプトを持った共通単語を最初は仲間内でもタグ付けしていけば、コンセプトの集合体を作ることが可能です。そして、そのコンセプトが広がればより充実した集合体を作りあげることができるわけです。皆さんも「ゆるファブ」レシピを作って共有してみませんか?
最後に
グループウェアなど情報共有するためのサービスやコミュニケーションツールにはさまざまなものがありますが、これらのツールを使っても情報共有はどうしても断片的なものになりがちです。それに対して、Fabbleはプロセスを共有するためのフォーマットがしっかりしているため、断片的な情報共有にはならないことが特徴です。プロセスの共有に対しては、まだまだ抵抗がある人のほうが多いと思いますが、やってみると楽しいし世界が広がりますよ。世の中には、まだまだ共有できることがたくさんあるはずです。共有できることはみんなで共有して面白い社会を作っていきましょう。