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fabなび

しぶや図工室(東京 渋谷)

日本全国のファブ施設を紹介する「fabなび」、3回目はしぶや図工室。 「料理教室のfab版を作りたい」という思いから立ち上げられ、初心者向けのワークショップを数多く開催し、地方からも受講生がやってくる注目の施設だ。

料理教室のfab版を作る!

※しぶや図工室は2015年5月現在運営を終了しています。本記事は取材当時のものです(fabcross編集部追記 2015年5月14日付)

しぶや図工室はクリエイター向けのシェアオフィス「ten-to」内にある。
利用するにはいくつかの方法があるが、最も一般的なのはワークショップへの参加だ。

しぶや図工室では「はじめての3D FAB体験」「3Dプリントセンター見学ツアー」など、初めてデジタル工作機器に触れる人向けのワークショップを定期的に開催している。 「はじめての3D FAB体験」ワークショップ(3万6000円)は週1回2時間×6回が基本で、最初の4週では3D CADツールや各機材の使い方について学び、後半の2週で実際に制作をするカリキュラムだ。参加者は20代から70代まで幅広く、職業も会社員だけでなく、主婦やリタイアしたエンジニアなど特定の層に偏らないのが特徴だ。

しぶや図工室の「先生」、平本知樹さんは慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス在学中に田中浩也准教授のもとでFabLab Japan創設に関わった事がきっかけで、デジタルファブリケーションの世界に深く関わることになる。

「FabLabの活動やガイド本を出版したこともあり、2011年ごろから3Dプリンタなどのツールが認知され始めてきましたが、実際に触ったことがない人が多く、小学生からでも学べるようなところを作りたかったんです。 しぶや図工室は料理教室のFab版みたいな場所にしたくて、ワークショップを通じて『3Dプリンタで何ができるか』を、実体験に基づいて考え行動できるきっかけになればと思います」(平本さん)

ワークショップの卒業生は専用のFacebookページで交流が続いており、作った作品の投稿や技術的な質問や相談に平本さんが答えるなど、卒業後も変わらずやりとりが続いている。

「例えば3D CADのソフトひとつとっても初心者には選ぶのは大変です。またそれぞれのソフトのUIに慣れるのも独学では難しい場面もあります。
しぶや図工室では、まず無料のソフトから入門してもらい、本人の作りたいものや希望に応じて使用すべきソフトをアドバイスすることもできます」(平本さん)

今後は卒業生向けのサポートも充実していく予定で、ワークショップのラインアップもレーザーカッターやスキャニング、モデリングなどを追加するとの事。

「ワークショップに参加した人には卒業後も含めて可能な限りサポートしていきますので、気軽に参加してほしいですね」(平本さん)

 

しぶや図工室概要

所在地 東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル 2F ten-to内
営業時間 ワークショップごとに異なる
ウェブサイト http://shibuya.abbalab.com
予約 可能(ワークショップは事前申し込み制)
受注対応 不可
料金 ワークショップごとに異なる
備考 ワークショップ以外に、3Dスキャナのレンタルや、各種コンサルティングサービスなどのサービスあり。

 

機材

レーザーカッター:「Universal Laser Systems PLS 6MW」
レーザーカッター:「Universal Laser Systems PLS 6.150D」
3Dスキャナ:「Solutionix Rexcan 3」
3Dスキャナ:「Artec Eva 3D Scanner」
3Dプリンタ:「3D Systems ZPrinter 310 Plus」
CNCマシン:「Roland iModela」
ミシン:「JANOME Memory Craft 200E」

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