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fabなび

ものづくりカフェ こねくり家(佐賀)

日本全国のファブ施設を紹介する「fabなび」。今回は佐賀市にある「ものづくりカフェ こねくり家」。
築90年以上の古民家を改装したカフェの中に、3Dプリンタや感情認識機能を持ったヒューマノイドロボット「Pepper」、ワークショップ用のツールなどが揃うスペースだ。

佐賀駅から車で5分ほどの場所にある柳町地区は、古くからある建物を郷土の民芸品店やカフェ、若いアーティストの工房などにリノベーションしたエリア。
その一角に2015年2月にオープンしたのが、こねくり家だ。

こねくり家は、佐賀県遺産にも指定されている「旧久富家住宅」を改装した建物の中にある。 こねくり家は、佐賀県遺産にも指定されている「旧久富家住宅」を改装した建物の中にある。

運営するのは、佐賀市に本社を置くWeb制作/システム開発会社EWMファクトリー。

「実店舗を持ちつつ、Webと連携した取り組みを通じて地域を活性化したいと思い、気軽にものづくりが体験できたり勉強会が開ける場として作りました」(EWMファクトリー 福島史也さん)

カフェと併設させているのも、デジタルファブリケーションに気軽に触れてほしいという思いからだという。

「ご飯を食べに来たんだけど、たまたま置いてあったPepperや3Dプリンタに興味が湧いたといったきっかけをたくさん作ることで、デジタルなものづくりに興味を持つ人が増えてほしいと思い、カフェの中に機材を置いています」 

時に接客係として、時に開発機材として活躍するPepper。 時に接客係として、時に開発機材として活躍するPepper。

現在、主に機材を利用するのは地元のファミリー層が中心。Makerbotが提供する簡易スキャンモデリングアプリ「Printshop」を使い、誕生日などの特別な日向けのメッセージ入りオブジェや、ネームプレートなどを制作しているそうだ。

「まずはPrintshopを使って頂き、さらに興味を持って頂いた方向けにモデリング教室を開催しています。また、LEGOのマインドストームやPepperといったロボットもあるので、実際にこれらを動かしてみるプログラミング体験や勉強会も企画しています」 

店内には地元の作家による作品も販売されている。 店内には地元の作家による作品も販売されている。

運営母体が開発会社ということもあり、地元のIT系エンジニアが集まる勉強会も定期的に開かれている。

「デジタルなものづくりに慣れ親しむ人たちを増やしたいのと同時に、さまざまな開発案件を地元の企業やフリーで活躍するエンジニアの方に紹介する場にもしたいと思っています。当社がニアショア開発を行っていることもあり、県外からの開発案件の相談を内容に応じて県内にいるスキルを持った人たちに繋ぐことで、地域全体を盛り上げていきたいです」 

店内の中ほどに置かれた大型テレビは勉強会で活用されている。 店内の中ほどに置かれた大型テレビは勉強会で活用されている。

概要

所在地

佐賀県佐賀市柳町4-16

営業時間

11:00~22:00(日・祝18:00閉店)
[ランチ]11:30~15:00 L.O.
[カフェ]11:00~17:30 L.O.
[夜カフェ]18:00~21:00 L.O.(日・祝以外)
定休日は月曜日と毎月最終週の火曜日

Webサイト http://conekuriya.com/
料金

3Dプリンタの利用は材料費(10gにつき120円)のみで、その他のツールはインクジェットプリンタを除いて無料で利用可能

 

機材

3Dプリンタ:「MakerBot Replicator 5th Generation」 3Dプリンタ:「MakerBot Replicator 5th Generation」
プログラミングロボット教材:「LEGO MINDSTORMS」 プログラミングロボット教材:「LEGO MINDSTORMS」
Adobe CCがインストールされたiMacとインクジェットプリンタ Adobe CCがインストールされたiMacとインクジェットプリンタ

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