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Makers’ Base連載企画「Makers’ Bar」

秋の夜長のものづくり。5cmのキューブで季節を表現する。

東京・目黒にあるMakers’ Baseで、2015年9月26日、「Makers’ Bar 5×5×5 Cube Etude Vol.6 秋のキューブ編」が開催されました。「Makers’ Bar」というイベントは、「ものづくりを愛する人たち同士で、金曜日の夜にお酒を飲みながら、一緒にものを作ったり、学びをシェアしたりできる場がほしい」というMakers’ Base利用者の思いから生まれました。

木工金工からデジタルファブリケーションまで、さまざまなものづくりを楽しむためにMakers’ Baseに集まる人々が、誰でも自分の個性を爆発させられるようなルール設定で事前制作の宿題を出し、参加者が作ったものを持ち寄るコンテスト形式のイベントです。

イベント当日の様子、そして集まった個性的な作品の数々をお伝えします。(文:皆川めぐみ、写真:長田直樹)

問:「秋」とは一体、どんな季節??

今回で6回目の開催となり、開催1周年(2か月おきに開催されています)を迎えた「5×5×5 Cube Etude」。今回のテーマは「秋のキューブ」。

参加者それぞれが「秋」というキーワードから自分なりにアイディアを発想し、5×5×5cmサイズのキューブというかたちで表現してみんなで持ち寄る、というのが今回の「5×5×5 Cube Etude」の宿題でした。

最近はそろそろ涼しい日が増えてきて、朝は肌寒いような季節が訪れています。日々の暮らしの中で誰もが感じ始めている「秋」の存在を、みなさんに表現してもらいました。

参加者へ事前に伝えられたルールはこちら。

【今回の宿題のルール】
テーマ:秋のキューブ
形状 :5×5×5cmの立方体(以上でも以下でもダメ)
用途 :自由(プロダクト/オブジェ/フード……なんでも、つまり用途無しでもOK)
素材 :自由
製法 :自由
個数 :自由
費用 :自己負担
*つまり、サイズだけ満たせば本当になんでもアリ!です。

【コンテストについて】
  • プレゼン後、参加した全員が1人3票を自分の作品以外に投票する形式です。
  • 基準は「1. ほしい/2. 美しい/3. 面白い」。全てを満たすものではなくそれぞれの基準で1票ずつ投票します。
  • 全体で一番投票数が多かった「最優秀作品」と、それぞれの基準で一番投票が多かった作品を表彰します。

 

「秋」という言葉からは、非常に多くの物事が連想されるのではないでしょうか。おなじみの「芸術の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」などの言葉もありますし、季節の風物詩は紅葉や名月、収穫の季節を迎えるおいしい食べ物もたくさんあります。

「秋」という言葉から、最初にどんなことを思いつきましたか? それをキューブのかたちで表現するなら、どんなものにしたいでしょうか。ぜひ、ちょっとだけそんな想像をしてみながら、作品の数々をお楽しみください。 

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