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女性エンジニアキャリア特集

納得できることに挑戦する!それを教えてくれたのは、小学校の先生と、入社当時の上司——東京電機産業 岡井律子氏

ヘルメット?!

「新しいことが好き」という好奇心や探究心は岡井さんの強みでもある。 「新しいことが好き」という好奇心や探究心は岡井さんの強みでもある。

——ソフトの開発というと常にパソコンに向かっているイメージですが。

開発がメインの仕事ですが、営業と一緒にお客様のところに行くこともあります。工場の中の制御室に行くような場合には、ヘルメットもかぶります(笑)。
お客様に合わせてカスタマイズすることもありますので、お客様のお話を聞いたり、ご提案したり、そのための資料やカタログなども作ります。

私も最初は、「開発」は社内にこもって作業をするのだと思っていました。初対面のお客様と会話をしたりするのは、実は苦手だったので、初めはめちゃめちゃ大変でした。でも今では、直接お話を聞けるのことがとても楽しいですね。

——女性だから向いていると思うことはありますか。

システムを作ること自体は、特に女性のほうがいいということはないと思いますが、作ったあとには必ずテストがあります。テストは細かい部分に気づくことも必要なので、女性に向いている部分もあるかもしれません。 

リフレッシュはクラリネット

——現在は課長代理という役職ですが、管理も仕事の範囲なのでしょうか。

当社では課長から管理職なので、私はまだメンバーの管理まではしていません。ただ開発はグループでする仕事なので、工程管理やプロジェクト管理の部分は任せていただいています。
当社の場合は、管理職になっても必ずしも管理業務だけというわけではなく、基本的には技術的な仕事も続けていくことができます。技術系の女性の課長もいますが、バリバリ開発もしています。

——お忙しそうですが、リフレッシュできていますか。

忙しい時期は十分な睡眠がとれないこともありますし、常に気を張って仕事をしているので、体力勝負という一面もありますね。気をつけないと気が休まる時間がなくなってしまうので、仕事の考えごとは電車の中までで、家ではなるべく考えない! できるだけ切り替えるようにしています。

子どものころピアノを習っていたこともあって音楽は好きです。いろいろなジャンルの音楽を聞いたり、コンサートに行ったりします。高校時代は吹奏楽部でクラリネットを吹いていたのですが、今もOBバンドで続けています。仲間に恵まれてありがたいですね。仕事とはまったく別のことなので、リフレッシュできます。 

仲間たちと。クラリネットは気分をリフレッシュしてくれる。 仲間たちと。クラリネットは気分をリフレッシュしてくれる。

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