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ルネサスがMakersの製品開発を支援——未来のドルオタアイテム?「きらきライト」が誕生するまで

今、Makersを支援する大手メーカーが徐々に増えてきている。大手半導体メーカーであるルネサス エレクトロニクス(以下ルネサス)もその一つ。「GADGET RENESAS(がじぇるね)」というプロジェクトを立ち上げ、ものづくりだけでなくスタートアップ支援やインキュベーション推進へと取り組みを拡大している。今回は、そのプロジェクトから生まれたプロダクト「きらきライト」のクラウドファンディング出品への経緯などについて、ルネサスの松山景洋氏、きらきライト作者の飯島幸太氏、アレックスの矢崎亮氏にお話を伺った。
(聞き手:越智岳人、文・構成:元田光一、撮影:加藤甫)

マイコンと開発環境を提供して製品作りをサポートするがじぇるね

がじぇるねとは、アイデアを高速にプロトタイピングできるアイテムの提供やコミュニティの場作り、商品化支援などを通じて、アイデアとエレクトロニクスをつなげるものづくりを支援するために、ルネサスが中心となって2012年に発足させたプロジェクトである。そのコミュニティの場として、「ルネサスナイト」というイベントを年2回開催。2012年から9回開催され、ユーザーが製作した作品をお披露目する場となっている。

がじぇるねのリファレンスボード「GR-PEACH」。IoT機器のプロトタイピング用に開発された。

商品化支援の場として力を入れているのが「チャレンジプログラム」だ。インキュベーション推進活動として、クラウドファンディング「COUNTDOWN」を運営しているアレックスとルネサスが共同で始めた、個人のアイデアの商品化をワンストップで支援するプログラムである。第1弾は2014年10月から2015年9月の1年間に渡って行われ、118人のエントリーがあった。

「Makersのみなさんは、ボードはすぐに作ることができます。回路も書けるしソフトも組める。ところが、筐体が作れません。どうすれば金型を作ることができるのか、といったことからわからない人が多い。そこで、チャレンジプログラムでは金型メーカーやCADメーカーさんとタイアップし、商品化を支援するセミナーなどを行います。チャレンジプログラムにはラーニング、プロトタイピング、マーケット、チャレンジの4つのステージがあるのですが、最後のチャレンジステージで実際にCOUNTDOWNへ出品します」(松山氏)

がじぇるねを運営するルネサス エレクトロニクス グローバルマーケティング本部 主席事業主幹の松山景洋氏。

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