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インタビューの記事一覧

誰でも弾けて何にでもなれる、理想を追い求めたガジェット楽器「かんぷれ」

誰でも弾けて何にでもなれる、理想を追い求めたガジェット楽器「かんぷれ」

初代ゲームボーイほどの大きさの電子楽器「かんぷれ」がKibidangoでクラウドファンディングを実施中だ。音楽は好きだが楽器は弾けないというエンジニアや、ガジェットは大好きだがプログラミングはハードルが高いというミュージシャン、双方を新しい地平へといざなう大きな可能性を秘めた、注目の電子楽器だ。(撮影:宮本七生)

インタビュー | 2024/07/17 06:30

東京発、世界へ——折りたたみ自転車「iruka」創業者のこだわりを実現したプロダクトデザインの軌跡

東京発、世界へ——折りたたみ自転車「iruka」創業者のこだわりを実現したプロダクトデザインの軌跡

自転車の起源は1813年といわれ、およそ200年の歴史がある。最初は足で地面を蹴って走る二輪車だった。そこからさまざまな改良が加えられ、100年以上前には今のような形になった。今では日常の移動、スポーツ競技、旅行の手段と、さまざまな用途で多くの人に使われている。 そんな成熟した自転車市場に2019年、東京発の新たな折りたたみ自転車「iruka」が登場した。irukaの開発元であるイルカの代表取締…

インタビュー | 2024/07/11 06:30

2024年夏に成層圏での「気球宇宙遊覧」がスタート——岩谷技研が目指す有人飛行

2024年夏に成層圏での「気球宇宙遊覧」がスタート——岩谷技研が目指す有人飛行

気球による高度2万m台の有人飛行を目指す「岩谷技研」。2024年夏には有人による商業運航をいよいよスタートする。同年6月2日に実施した試験飛行では高度1万555mの成層圏に到達した。 fabcrossは、北海道江別市にある同社の製造拠点とオフィスを取材。創業者の岩谷圭介氏に加え、高高度気球の飛行試験や、キャビン搭載機器の開発に勤しむ社員にインタビューした。実現までに数十年を要するとも言われた成層…

インタビュー | 2024/07/02 06:30

プロフェッショナルに選ばれる製品を届けたい——米Formlabsが考える3Dプリントの今

プロフェッショナルに選ばれる製品を届けたい——米Formlabsが考える3Dプリントの今

米Formlabsが新たな製品を積極的に発表している。2021年には粉末焼結積層造形(SLS)方式3Dプリンター「Fuse 1」、2024年には光造形方式3Dプリンターの最新モデル「Form 4」を発表。並行して自社開発によるレジンの充実も図っている。 数万円で手に入る光造形方式3Dプリンターも珍しくない中で、Formlabsはどのような考えのもとで新しい製品を開発しているのか——。Formla…

インタビュー | 2024/05/21 06:30

失敗や未熟を全肯定——「技術力の低い人限定ロボコン」「雑に作る」石川大樹の生き方

失敗や未熟を全肯定——「技術力の低い人限定ロボコン」「雑に作る」石川大樹の生き方

読み物サイト「デイリーポータルZ」の編集・ライターの石川大樹(いしかわだいじゅ)さんは、工作の世界に新しい価値観を植え付けた。趣味の世界でも完成度や技術力への意識が高くなりがちな日本において、「ヘボい」「頭が悪い」「雑」であることを肯定的に捉える姿勢は、多様性を重視する現代社会にも通じるものがある。 石川さんが考案した技術力が低い人限定ロボコン(通称:へボコン)は、日本だけでなく海外にも飛び火。…

インタビュー | 2023/12/05 06:30

足立区の町工場発「端材」に命を吹き込む「チョコ・ザイ」がハンドメイド作家たちと出会った

足立区の町工場発「端材」に命を吹き込む「チョコ・ザイ」がハンドメイド作家たちと出会った

メーカーが製品や部品を製造する過程で必ず出る「端材」。寸法が余ったものや、作業の残りかす、規格に合わなかったものなどさまざまな端材がある。ものによっては製品となる部分より多いこともあるが、基本的にはすべて廃棄される。そんな端材に新たな価値を与え、蘇らせようとするのが「チョコ・ザイ」プロジェクトだ。(撮影:淺野義弘)

インタビュー | 2023/11/30 06:30

サウナは健康インフラ

医学博士が「ととのい値」が分かるサウナウォッチを開発した理由

医学博士が「ととのい値」が分かるサウナウォッチを開発した理由

ここ数年、サウナはブームとなり、愛好者は増えるばかりだ。彼らは「サウナー」と呼ばれ、サウナがもたらす心地良さを「ととのう」と表現する。「ととのう」とは科学的にどんな状態なのか? 体の中で何が起きているのか? デバイスを用いてその数値化を意図した医師がいる。がんゲノム医療の研究者にしてサウナ学会代表理事の医学博士 加藤 容崇(かとう やすたか)先生だ。 先生が自ら開発し、監修した「サウナウォッチ…

インタビュー | 2023/10/26 06:30

3DCGは彫刻の素材たり得るか——彫刻家・萩原亮が描く新たな「複製」のプロセスとかたち

3DCGは彫刻の素材たり得るか——彫刻家・萩原亮が描く新たな「複製」のプロセスとかたち

芸術作品を見たことがある、とはどういうことだろう。「モナ・リザ」の表情は誰もが思い浮かべられるが、油彩で描かれた実物を見たことがあるとは限らない。画家本人が描いたものと複製されたもの、写真に撮られてデータとなったもの——それらが全く違うと言い切れる根拠は、果たしてどこにあるのだろう。 3DCGや3Dプリンターを駆使する彫刻家、萩原亮(はぎわら りょう)の作品は、純粋な形や素材の表情と共に、現代に…

インタビュー | 2023/10/20 11:15

ChatGPTなど新技術で進化するキャラクターとの暮らし。召喚装置「Gatebox」が目指すもの

ChatGPTなど新技術で進化するキャラクターとの暮らし。召喚装置「Gatebox」が目指すもの

2016年12月、最初の予約販売を開始したその商品は、「キャラクターと暮らす世界を実現する」というコンセプトとともに、世界に衝撃を与えた。リリースから7年、量産化、他社との提携などを行いながら、進化を続けている。「好きだから作る」を極め、メイカーからハードウェアスタートアップへと成長したGateboxの代表取締役 武地実(たけちみのり)氏に話を聞いた。

インタビュー | 2023/09/12 06:30

「VRデバイスのスタンダードを作りたい」グローブでXR市場に挑む学生起業家・迫田大翔氏が語るVRハードウェアの未来

「VRデバイスのスタンダードを作りたい」グローブでXR市場に挑む学生起業家・迫田大翔氏が語るVRハードウェアの未来

VRから始まった仮想空間を利用する技術は、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、SR(代替現実)など枝分かれしながら進化し、XR(クロスリアリティ)の時代を迎えた。同時に仮想空間を構築するハードウェアにも注目が集まる。そんな中、国際見本市「CES 2023」で日本のスタートアップDiver-Xが開発したVRグローブがイノベーションアワードを受賞した。CEOの迫田大翔氏は現役の大学生。若き才能が開発し…

インタビュー | 2023/08/24 06:30

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